下記に3つの原因を挙げます。
最近の研究ではこれらの原因が相互に絡み合っているのではと考えられています。


海水温の上昇

 暖流の勢力が強くなったことや異常な海流蛇行による海流の変化、地球温暖化などの影響により海水温が上昇したため、という説。

 海水の温度に敏感なニシンは海水温の上昇を避け、冷たい海を求めて北へ北へと移動していったという考えです。


乱獲

漁獲量の制限をせず乱獲を行ったため、という説。

 歴史的に見て日本のニシン漁には漁獲制限というものがなく、産卵のために日本海に来たニシンを獲れるだけ獲っていました。(明治30年には97万トン)その結果、ニシンは子孫を残せないほど減少してしまった、という考えです。

資源維持の気持ちを大切にしたいですね。


森林伐採

 北海道を開拓するのに森林を伐採したため、という説。

 開拓のための森林を伐採、さらには海岸線のコンクリート化により、森林から海へ与えられていた栄養が断たれました。これが海の砂漠化と呼ばれる磯焼けを招き、ニシンの産卵場所である海藻の減少をもたらした、という考え。また森林伐採がニシンのエサとなるプランクトンの減少にも繋がるという考えもあります。

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